1枚のレコードから~アメリカン・ウーマン(ゲス・フー)
愚痴を言っても始まらないので、早速今日の1枚は、1970年に全米№1に輝いたゲス・フー「アメリカン・ウーマン」です。
カナダ出身の5人組のゲス・フーは1965年結成から1975年の解散までに数々のヒット曲を出し、その中でもこの「アメリカン・ウーマン」、「ノー・タイム」などは、日本でも大ヒットしています。
この「アメリカン・ウーマン」、ガンガンのロックではなく、非常に聴きやすいロック曲となっています。(と言うより、ゲス・フーのサウンドは、ほとんどがこんな感じかな・・・)
印象的なディストーションの効いた延びのあるギター音、シャウトするボーカル(決してハデではない!)、やはりアメリカン・ロックとは少し違う。
これがカナディアン・ロックなんだろうか・・・・。そう言えば同じ頃、カナダ出身のマッシュ・マッカーン「霧の中の二人」、これも日本では大ヒットした。
アメリカン・ロックを聴きなれていたので、余計にカナディアン・ロックが新鮮に聴こえたりして・・・・・。
残念なことに、1970年にギタリストのランディ・バックマンが脱退した。(個人的には好きなギタリストでもあった)が、彼はこの後、「バックマン・ターナー・オーヴァードライヴ」を結成してヒットを連発し、アメリカロック界におどり出た事は立派!
映画「オースティン・パワーズ・デラックス」で、レニー・クラヴィッツがこの「アメリカン・ウーマン」をカヴァーしていたのをご存知ですか・・・・・・・。
♪アメリカン・ウーマン♪
ユーログラス工房エミヤ ふくやま暮らしんぼ
by 123123ta | 2007-06-09 00:20 | 音楽