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1枚のレコードから~移民の歌(レッド・ツェッペリン)

1枚のレコードから~移民の歌(レッド・ツェッペリン)_a0082865_0132149.jpg1971年発売のシングル盤、レッド・ツェッペリン「移民の歌」と初来日のコンサートにまつわるお話。

当時の三大ギタリスト、ヤード・バーズ出身のエリック・クラプトンジェフ・ベック、そしてこのレッド・ツェッペリンのリーダー兼ギタリストジミーペイジ
この「移民の歌」、ギター・イントロのあとロバート・プラントのターザンのような雄叫び♪アアア~ア~♪初めて聞いた時にはド肝を抜かれました。
「レッド・ツェッペリンⅢ」のアルバムに収録されたこの曲、日本ではこの曲で完璧に知れ渡るようになりました。(もちろんアルバムⅠ、Ⅱも日本で大ヒット)

このレッド・ツェッペリンが初来日した1971年9月、それまではコンサートと言えば大体、東京・大阪を中心とした開催が多数でしたが、初めて大物バンドが広島でコンサートをやってくれました。
それもノーギャラでコンサートの収益(約700万円だったそうです)を全額広島市を通して原爆被爆者への寄付。やってくれますよね!
翌日の新聞に写真入りでデカデカと出ていました。

高校の時でした、平日でもちろん授業。高校時代の音楽仲間、ほとんど早退して、いざ広島へ・・・!
自分は午前の授業が終わって、職員室の担任の先生に「お腹がイタイので帰らせて下さい」。
みんな時間差で「体調不良」、「風邪気味で」、中には「広島の祖父が危篤で・・・」好き勝手に言って早退。
さすが担任を含め、他の先生方も「早退するのは音楽好き、バンドをやってる奴ばかり」・・・気付かれてしまいました。
おかげで翌日、自分を含め数人、言うまでもなく職員室・体教室でびっしりアブラをしぼられたのを鮮明に覚えています。

怒られるの覚悟で、コンサートへ行ったのですが行った価値あり、特に生の「移民の歌」「天国の階段」最高でした。

当時の三大ギタリストすべてこの目で見させてもらいました。


ユーログラス工房エミヤ  ふくやま暮らしんぼ

by 123123ta | 2006-11-08 00:57 | 音楽