飛行機嫌い!
実は私、大の飛行機嫌いです。(結構知っている人もいますが・・・)
生まれて初めて飛行機に乗ったのが30年近く前の大学時代、夏休みを利用して友人と「ハワイへ行こう」という事になったのです。
生まれて初めて乗ったのが今は亡き「パン・アメリカンのジャンボ機」、座った席がよりによって一番後ろにポツンとある2席。
しかし、離陸してホノルルへ着くまで最初は非常に怖かったのですが徐々に馴れ、到着する頃は<これほどまで安全な乗り物はなく素晴らしい乗り物だ!>とまで思うようになりました。
問題はこれから。
帰りの飛行機、写真のように翼付け根の近く。行きはほとんど夜の飛行、帰りはズット昼間。
窓から、翼を見ていると音を立てて上下にミシミシ、よく見るとジュラルミンの小片がパタパタ・・・。
すぐスッチー(当時はスチュワーデス)を呼び
「ジュラルミンのボルトが取れている!」
すかさずスッチーがニコッと笑って
「安全のため、余分な力を逃がすため上下に揺れたり、小片がパタパタとなるのです」と一言。
怯えながら当時の羽田空港へ到着しました。
それから何年か後、今度は新婚旅行でハワイヘと・・・。
嫁さんのテマエ、怖いのをグッとおさえて何食わぬ顔をして飛行機へ。
行きの飛行機で映画を見ていると、突然「ドカーン!」。
上から毛布が落ちてくるは、コーヒーがこぼれるは・・・・・。
近くにいた同じツアーの人がすぐスッチーを呼び尋ねたところ
「今のはエアーポケットで200~300mくらい落ちただけです、大丈夫ですよ」との事。
もうダメ!行きも帰りもずっとシートベルトをしていました。
その後、10年ほど前に覚悟を決めて「YS-11」へ乗りましたが言うまでもなく命がけでした。
搭乗の手続きでカウンターのオネエチャンに
「こんなに古い飛行機、大丈夫ですか?」
オネエチャンここでもニコッと笑って
「お客様、古い飛行機ほどシッカリ点検してしていますからご安心下さい!」
何も言わずに飛行機に乗り込みました・・・・・。
今も「何で鉄の固まりが空を飛ぶのか?」「何で鉄の固まりが水に浮くのか?」
船は沈んでも「俺は泳げる」、飛行機は落ちたら「みんな死ぬ!」。
しかし船も「タイタニック」の映画を見て心が揺れています。
とにかく飛行機は怖い! 人間、地に足が着いてないと!
ユーログラス工房エミヤ ふくやま暮らしんぼ
by 123123ta | 2006-11-06 01:49 | お遊び~何でもアリ