1枚のレコードから~悲しき天使(メリー・ホプキン)
イギリスのテレビのタレント・スカウト番組に出演していたメリー・ホプキンをモデルのツイッギーが見てビートルズのポール・マッカートニーに連絡、交渉の上、アップル・レコードと契約、ポールのプロデュースで1968年に「悲しき天使」でデビューしたシンデレラ・ガール。
この「悲しき天使」は元々はロシア民謡でポールが長年温めていた曲で、イギリスの人気歌手サンデー・ショーも同じ発売日に合わせて発表しましたが売り上げはメリー・ホプキンのブッチギリ。
その後も、ポールのプロデュースでシングル、アルバムを発売しビッグ・セールスとなりましたが、本来彼女はフォーク・シンガーのためポール・マッカートニーが薦めるポップソングとは溝があり、ポールとの関係も悪化し、ポールもプロデューサーから降りてしまいました。
しかし、その後も彼女は曲こそフォークソングにはなりましたが次々とヒット曲を出し、1970年には大阪万博に出演し、その模様が日本中のテレビに映し出されました。
この「悲しき天使(Those Were The Days」ポップ調の曲で抜群の歌唱力、澄み切った声で安らぎさえ感じる楽曲です 。
ユーログラス工房エミヤ ふくやま暮らしんぼ
by 123123ta | 2006-11-01 01:35 | 音楽